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シニア犬の健康診断、
何歳から何を受けるべき?

2026年4月1日

うちのグルム(「雲」という意味の名前です)がいつの間にか中年の入り口に近づいてきて、7歳という数字がしきりに目に入ります。犬の7歳は、人でいえば中年の入り口。まだぴんぴんして見えても、体の中の臓器は静かに年を取っています。シニアの健診は、具合が悪くなった後の診療ではなく、悪くなる前に基準線を作る仕事です。

ひと目で分かる答え

一般的に7歳から(大型犬は6歳から)年1回、10歳以降は年2回の健診が推奨されます。基本のパッケージは身体検査+血液検査(肝臓、腎臓、血糖など)+尿検査で、そこにレントゲン、超音波、心臓の検査、ホルモンの検査を、年齢と症状に応じて加えます。核心の価値は、正常なときの数値を確保しておくことです。次の健診と比較する基準線が、早期発見のカギです。

動物病院の診察台の上で、獣医師に落ち着いて検診を受ける年老いた犬

年齢別の推奨健診ロードマップ

年齢頻度基本の項目
成犬(1~6歳)1~2年に1回身体検査、基本の血液検査
7~9歳年1回血液、尿検査+レントゲンを検討
10歳以上年2回血液、尿+心臓、超音波など拡張
持病の管理中獣医師の指定該当の疾患の追跡検査

大型犬は老化が速いので、時計を1~2年手前に当てはめます。そしてこの表は、症状がないときの話です。水をたくさん飲む、やせていく、のようなサインがあれば、年齢と無関係に検査が先です。

検査の項目、何を見るのか知って受けてください

血液検査は肝臓と腎臓の数値、血糖、貧血の有無など、臓器の成績表です。シニア犬の疾患のかなりの部分が、ここで最初の手がかりを見せます。尿検査は腎臓とぼうこう、糖尿のヒントをくれますし。レントゲンは心臓の大きさと肺、関節の状態を、超音波は臓器の構造と腫瘍の有無を見ます。心雑音のある子は心臓の超音波が、太ったり毛がぱさつく子はホルモンの検査が追加の候補になります。全部やれれば良いですが費用が現実なので、基本(血液+尿)を骨組みに、うちの子の症状と犬種の弱点に合う項目を獣医師と選んでのせるのが合理的です。

健診の結果票、もらって終わりにしないでください

健診の本当の価値は、比較から生まれます。今年の腎臓の数値が正常範囲の中でも、去年よりはっきり上がったなら、その方向が情報です。だから結果票は必ずもらって保管して、病院を移ることになったら、以前の結果票を持って行ってください。数値の歴史のある子とない子では、診療の精密さが違います。結果の相談のときは「正常、異常」だけ聞かず、去年と変わった項目があるか、次の健診まで家で見守るサインは何か、の2つを必ず聞いてください。

健診と健診の間、日常の写真が橋をかけます

健診は年に1、2回ですが、体の変化は毎日少しずつ起きます。歩く姿、寝る姿勢をクンクンにこつこつ上げておけば投稿ごとに日付が残るので、健診のとき、前回の健診以降に変わった点を正確に伝えられます。散歩の距離と時間も日付別に残ります。

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健診前の準備と当日のコツ

予約のとき、絶食の有無を必ず確認してください。血液検査の項目によって8~12時間の絶食が必要なケースが多いです(水はだいたい許可)。普段飲んでいる薬とサプリのリスト、最近気になった症状のメモを持って行けば、相談が実りあるものになります。病院を怖がる子なら、午前の最初の枠の予約が待ち時間のストレスを減らしてくれますし。健診の後、採血の部位をちょっとなめる程度は大丈夫ですが、当日は激しい活動なしに休ませてあげてください。

費用が負担なときの、現実的なアプローチ

総合健診の費用は、項目によって1万円台から数万円台まで開きます。負担なら「全部か、あきらめるか」の二分法の代わりに、こうアプローチしてください。最初の年は基本の血液と尿で基準線を作って、異常のサインのある領域だけ次に拡張するのです。病院の健診キャンペーンのシーズンを活用するのも方法ですし。いちばん避けるべきは、費用を理由に数年を丸ごと飛ばすことです。早期発見と遅い発見の治療費の差は、健診費の比ではありませんから。

よくある質問

まだぴんぴんしているのに、健診が本当に必要ですか?
ぴんぴんしているときに受けるのが核心です。犬は痛みを隠す上に、シニアの疾患は初期症状がほとんどないので、症状が見えるときはすでに進んでいるケースが多いです。健康なときの数値があってこそ、来年の細かい変化をつかまえられます。健診は具合の悪い子ではなく、健康に見える子のためのものです。
健診で異常が出たらどうしよう。怖くて先延ばしにしてしまいます。
その気持ちが健診を先延ばしにするいちばん大きな理由ですが、裏返して考えてみてください。異常があるなら、それは健診と無関係に、すでに体の中にある状態です。健診はそれを、治療の選択肢が多い時点で知らせてくれる道具です。シニアの疾患の多くは、早く知れば薬と食事で長く管理できます。怖さの答えは先延ばしではなく、早く知ることです。
7歳の前は健診が要らないという意味ですか?
いいえ、若い成犬も1~2年に1回、基本の健診を受けると良いです。特に避妊・去勢の術前検査やスケーリングの前の検査を受けたなら、その結果票も立派な基準線になります。7歳は、健診を定期のルーティンに格上げする時点と理解すれば大丈夫です。
犬種別に、そろえるべき検査は違いますか?
はい、犬種の弱点を反映すると健診がより効率的です。小型犬は膝蓋骨と心臓の弁、歯を、大型犬は関節(股関節)と心臓を、特定の犬種は遺伝疾患の傾向を中心に。うちの子の犬種の弱点を獣医師に聞いて、健診の項目の設計に反映してもらうようお願いしてください。
健診の前日に準備することはありますか?
血液検査があるなら普通8~12時間の絶食が必要なので、前日の夜以降はフードをあげないでください。水は飲んでも大丈夫です。尿検査があるなら朝の最初のおしっこを取って行くと良く、病院によって採取の方法を案内してくれます。最近変わった点、飲んでいる薬とサプリを整理して行けば、診療がずっと効率的です。

この記事は一般的な情報提供のための参考資料であり、専門的な診断と治療に代わるものではありません。愛犬の症状と治療は、必ず獣医師にご相談ください。