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犬の足裏の毛、刈るべき?
滑り防止の観点と家で整える法

2026年8月14日

うちのグルム(「雲」という意味の名前です)がフローリングで走っていて、後ろ足がつるっと滑ったことがあります。滑り止めマットを買おうかと思って足裏をひっくり返してみたら、肉球が見えないほど毛が覆っていました。毛を整理したら、マットなしでも滑らないんですよね。足裏の毛は、私が家でやるケアの中で、効果がいちばん確実な項目です。

ひと目で分かる答え

足裏の毛は2~3週間ごとに、肉球の高さまで刈る必要があります。肉球を覆った毛は床との摩擦をなくして滑らせて、繰り返される滑りは小型犬の膝蓋骨とシニア犬の関節に負担になります。湿気と異物が閉じ込められて指の間の湿疹ができるのも、この毛のせいです。小型トリマーで、家で10分あれば大丈夫です。

ひっくり返した犬の足裏に小型トリマーを当て、肉球の間の毛を整える場面
肉球が全部見えたら終わりです。それ以上は刈りません。

足裏の毛を、なぜ刈るべき?

犬の足裏の肉球は、ゴムのように床をつかんでくれる役割をします。ところが肉球の間から伸びた毛が肉球を覆うと、足が「毛の上に立っている」ことになって、フローリングやタイルでそのまま滑ります。これが1、2回なら大丈夫ですが、1日に何十回も繰り返されると、脚を広げて踏ん張る姿勢が習慣になって、小型犬は膝蓋骨脱臼、シニア犬は関節炎が早まります。

これは飼いながら学んだのですが、滑り止めマットを家中に敷く前に、足裏から見るのが順序なんですよね。マットは補助で、毛の整理が本体です。

足裏の毛が長いと起きる問題特に弱い子
肉球を覆うフローリング、タイルで滑る、関節の負担小型犬、シニア犬、膝蓋骨の疾患のある子
指の間に湿気が閉じ込められる湿疹、酵母、こもった足のにおいカーリーの長毛犬種、梅雨の散歩の多い子
異物が挟まる石、草の種、ガム、冬は氷と融雪剤草むらの散歩の多い子、冬の散歩
毛が固まる固まった毛が肉球を押して痛み、びっこトリミングの間隔が長い子

※足裏の毛はサロンでも整理してくれますが、6~8週間のトリミングの間隔の間にまた伸びます。家で間に一度やってあげるのが理想です。

家でどう整理すべき?

グルムは最初、足を取り返そうとしたので、1日1本の足から始めました。今は4本の足で10分かかります。整理した日、フローリングで走るのを見ると、足が床をしっかりつかむのが目に見えます。

足裏の毛を刈ってはいけないケースもある?

足裏に傷、ひび割れ、赤い湿疹があるときは、その部位をトリマーで触ってはだめです。先に治してから整理してください。そして、雪の多い地域の冬の散歩の子は、肉球の間の毛が雪をある程度防いでくれることもあるので、ごく短く刈るより肉球の高さ程度に保つほうが良いです。どんなケースでも、肉球そのものを覆った毛を残すのは、良いことがありません。

足裏を整理した日、足の写真1枚で大丈夫です

足裏の毛は2~3週間でまた肉球を覆います。整理した日の足裏の写真をクンクンに上げておけば投稿に日付が残るので、フィードを見れば次の整理の時点がすぐ見えます。滑り始める前に、そろえられます。

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季節別に、足裏の毛は何に気をつける?

梅雨

ぬれた足が乾く前に毛の間に湿気が閉じ込められると、その日から足のにおいが始まります。散歩の後に足を洗って指の間まで乾かすのが基本ですが、毛が短ければ乾く時間が半分に減ります。梅雨は頻度を2週間に早めてください。

雪道で毛の間に氷が固まって肉球を押すと、あの子が足を上げてびっこを引きます。道にまかれた融雪剤が毛に付いて家まで来ることもありますし。散歩の後、ぬるま湯で足をすすいで完全に乾かしてあげてください。このとき毛が長いと、融雪剤が洗い流せません。

熱いアスファルトは毛と関係なく危険ですが、毛が固まっていると熱が閉じ込められて、肉球のやけどがひどくなることがあります。散歩は日が沈んだ後へ移して、足裏の毛は肉球の高さに保ってください。

足裏の毛の整理は、ケアの中でいちばん目立たない項目ですが、あの子の関節を守るには、いちばん効果の大きい項目でもあります。マットを買う前に、足をひっくり返してみてください。それで始まりです。

よくある質問

足裏の毛をまったく刈らないと、どうなりますか?
短毛の犬種はそもそも長く伸びないので問題ありません。でもプードル、ビション、マルチーズのような長毛の犬種は、数週間で肉球を覆うほど伸びます。その状態でフローリングで暮らすと滑りが繰り返されて、膝蓋骨と関節に負担が積もって、湿疹と異物の問題が付いてきます。
トリマーの代わりに、はさみで切ってもいいですか?
可能ではありますが、おすすめしません。肉球の間の皮膚が薄く、あの子が足をびくっとさせるので、はさみの先で切れやすいです。どうしてもはさみを使うなら、先の丸いはさみで、肉球の上に上がった毛だけ少しずつ切ってください。
足裏の毛を刈ったら、あの子がかえって滑ります。
肉球の表面そのものが乾燥したり、角質が厚くなってそうなることがあります。足裏の保湿剤を塗って肉球をやわらかくしてあげると、グリップが戻ります。シニア犬は筋力の低下が原因かもしれないので、滑り止めマットを一緒に使ってください。
足裏の整理のとき、あの子が足を引き続けます。
足をつかまれること自体が嫌いな子が多いです。整理の前に数日、テレビを見ながら足を触って指を広げてみる練習をしてください。トリマーは消したまま足に当てておやつ、つけたままそばに置いておやつ。こうして慣れれば、足を引きにくくなります。
足裏の毛を刈るとき、肉球の間の皮膚を傷つけそうで怖いです。
トリマーの刃を肉球と平行に寝かせて、肉球の上に飛び出した毛だけ取り除くのがコツです。肉球の間の深いところまで押し込まないでください。その中の毛は少し残っても、滑りとは無関係です。1本の足を全部やろうとせず、1日に1、2本の足ずつ分けてやれば、あの子も飼い主さんも負担が少ないです。あの子が足を引いたら止めて、おやつでまた始めてください。

この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。