ビションを飼うと、トリミング代がフード代より多く出ていきます。だから私もバリカンを買いました。最初の挑戦は、うちのグルム(「雲」という意味の名前です)の顔が片側だけ短いまま3週間持ちこたえることで幕を閉じました。数年やってみて出した結論は、「どこまでセルフか」が本当の質問だということです。
部分ケアはセルフ、全体のカットはサロンが、ほとんどのおうちに合う答えです。足裏、目の周り、肛門の周り、爪は家で2~3週間ごとに整えて、体全体のカットは6~8週間ごとに専門家に任せれば、1年のトリミング代を半分近く減らしつつ、危険な部位は避けられます。
小型犬基準で、サロンの全体トリミングは地域と犬種によって差が大きいですが、1回6,000円から1万円前後がよくあります。6週間ごとに行くと1年に8~9回なので、5万~9万円ほどが出ていきます。セルフは道具代が一度にかかって、その後はほとんどかかりません。
| 項目 | セルフグルーミング | サロン | 折衷(部分セルフ) |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | バリカン、はさみ、ブラシ、テーブルなど1万5,000~4万円 | なし | 小型トリマー、丸いはさみ、ブラシで5,000円~1万円 |
| 1年の費用 | ほぼ0(刃の交換程度) | 5万~9万円(小型犬) | 2万5,000~4万5,000円(サロンの間隔を延長) |
| 時間 | 1回1~2時間、慣れれば40分 | 預けて2~3時間 | 2~3週間ごとに15分 |
| 仕上がり | 最初の数か月は正直いまいち | 安定 | サロンのカットを長く維持 |
| リスク | はさみの傷、バリカンやけど、爪の出血 | まれだがトリミングのストレス | 低い(危険な部位は任せる) |
※価格はおおよその範囲です。大型犬や長毛の犬種は、サロンの費用が2、3倍に上がります。
これは飼いながら学んだのですが、セルフグルーミングは腕前より「部位の選択」が結果を決めるんですよね。失敗しても目立たず、けがのリスクが低い場所からやれば大丈夫です。
わが家は足裏と肛門の周り、目の前髪だけ家でやって、残りは8週間に1回サロンへ行きます。サロンの間隔が6週間から8週間に延びただけでも、1年に2、3回減りました。
正解のない部分です。サロンは、見知らぬ場所、見知らぬ人、他の犬の声、ケージ待機がストレスです。一方、家は楽ですが、飼い主さんが下手で時間がかかって、犬は「なぜうちの人が私をつかまえ続けるの」を理解できません。短く頻繁にやる部分セルフは、この2つの悪い点をどちらも減らしてくれます。15分で終わるからあの子も我慢できて、全体のカットはプロが速やかに終えてくれますから。
トリミング前のもじゃもじゃの姿と、トリミング後のすっきりした姿は、並べて見てこそ面白いです。クンクンに上げた写真には日付が残って何週間おきにトリミングしたのか見えて、ご近所のわんちゃんたちのいいねも付きます。セルフの仕上がりとサロンの仕上がりを比較する楽しみもあります。
今日の様子を写真に残す →最初からフルセットを買わないでください。足裏用の小型トリマー、先の丸いはさみ、スリッカーブラシ、コーム。この4つで部分ケアは全部できます。胴体のバリカンは、部分ケアに慣れた後に買っても遅くありません。
トリマーさんに「足裏は家でやりたいのですが、どう持てばいいですか」と聞いてみてください。ほとんど快く教えてくださいます。私もそうやって教わりました。ネット動画より、うちの子を直接触った人のひと言のほうが良いです。
毛は伸びます。顔の片側が短くなっても、3週間で目立たなくなります。あの子がけがさえしなければ、セルフグルーミングの失敗は失敗ではありません。その代わり、血が出たりあの子がひどく拒否したら、その日はそこで止めてください。それが次の回のための最善です。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。