散歩のマナーは実は難しいものではないのに、最初は何を守ればいいのかリストがなくて迷いますよね。私も最初は、あいさつさせる前に聞くものだということを知りませんでした。うちの子がご近所で歓迎される7つ、整理しました。
散歩マナーの核心7つは排泄物の即時処理、リードを短く持つ、あいさつ前に相手の飼い主さんに聞く、犬を飼っていない人と距離を取る、子どもの接近に注意、おしっこの場所を選ぶ、狭い道では譲るです。このうち排泄物の処理とリードは、マナーを超えて多くの自治体で条例上の義務でもあります。
| 順番 | マナー | なぜ |
|---|---|---|
| 1 | 排泄物の即時回収 | 多くの自治体で条例上の義務 |
| 2 | リードは短く(2m以内が目安) | 条例でリード義務、事故予防 |
| 3 | あいさつ前に聞く | すべての犬があいさつを喜ぶわけではない |
| 4 | 犬を飼っていない人への配慮 | 犬が怖い人も多い |
| 5 | 子どもに注意 | 突然の手に驚くことがある |
| 6 | おしっこの場所を選ぶ | お店の入り口、ベビーカーの近くは避ける |
| 7 | 狭い道では譲る | リードを短く持って片側へ |
犬同士がうれしそうに近づいているように見えても、相手の子は他の犬が怖かったり、回復中だったりするかもしれません。「あいさつさせてもいいですか?」のひと言でいいんです。断られてもがっかりしないでください。そのおうちの事情があるのですから。私もうちのグルム(「雲」という意味の名前です)の調子が悪い日は丁重にお断りするのですが、聞いてくださる方が本当にありがたいんです。
あいさつすることになったら、リードをゆるめて横から近づかせてあげてください。ピンと張ったリードと正面からの接近は、犬同士の間では緊張のサインなんです。
犬をかわいがる人と同じくらい、怖がる人もいます。エレベーターではその子を抱くか、隅でリードを短く。狭い道では片側に避けて譲る。この小さな配慮が積み重なって、街が犬に寛容になっていきます。逆に一度の迷惑が、地域の犬飼いさん全体のイメージになってしまうこともあります。
リードの装着と排泄物の処理は条例違反で罰則の対象になることもありますが、本質はうちの子の安全です。リードがあってこそ、急に飛び出してくる車やバイクからその子を守れます。マナーと安全は、結局同じ方向なんです。
クンクンは、ご近所のわんちゃんたちが集まる場所です。お散歩完了の投稿がご近所フィードに上がるので、似た時間に歩いている近所のわんちゃんが見えて、自慢の投稿にいいねを送り合っているうちに、自然とお散歩友だちができます。マナーは知っている間柄でこそ、よく守られるものです。
ご近所のわんちゃんに会いに行く →マンションでの犬との暮らしでいちばん摩擦が生まれるのは、実は散歩道ではなくエレベーターです。狭くて、逃げ場がなくて、犬が怖いご近所さんと強制的に同乗することになるからです。コツは3つ。乗る前に中が空いているか確認する、ご近所さんがいたら次に乗りますと譲る意思を見せる、同乗することになったらその子を抱くか、隅でリードを足元まで短く持つ。この30秒の配慮が、マンションでのうちの子の評判を作ります。
廊下と階段では、角を曲がるときにリードを短く。角の向こうで突然出くわす状況が、人にとっても犬にとってもいちばん驚く瞬間ですから。
7つ全部覚えようとすると負担ですが、習慣になれば考える必要がなくなります。うんち袋はリードにケースで付けておけば持っていく手間自体がなくなりますし、あいさつ前に聞くのは何度かやれば口になじみます。最初の数週間だけ意識すれば、その後は体が勝手にやってくれます。そしてその姿を見て育った地域の次の飼い主さんが、またそうします。マナーはそうやって街に広がっていくものなんですよね。
マナーの最終目標は、実はひとつです。犬と暮らす人と暮らさない人が、同じ街で心地よく過ごすこと。今日の散歩の小さな配慮が、その街を作ります。うちの子が歓迎される街、一緒に作っていきましょう。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。