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犬の肉球のひび割れ、
原因の見分けとケア法

2026年4月15日

散歩の後に足をふいていて見つけた、かさかさの肉球、割れたすき間。クッションみたいだったぷにぷにが、いつの間にこうなったんだろうと思いますよね。肉球のトラブルは原因が3つ(乾燥、やけど、炎症)に分かれて、対処がそれぞれ違います。見分け方から押さえましょう。

ひと目で分かる答え

肉球のひび割れの3大原因は乾燥(冬場、老化)、熱の損傷(夏のアスファルト)、指間炎(指の間の炎症)です。単純な乾燥ならペット用の肉球保湿剤(バーム)で管理して、水ぶくれや皮むけ、出血、びっこ、指の間の赤みと執ような足なめが見えたら、やけどや炎症なので受診が先です。人のハンドクリームは、なめて食べる問題のため使いません。

肉球に保湿バームを塗ってあげる様子

原因別の見分け表

原因手がかり対処
乾燥かさかさ、細かいひび、冬に悪化肉球保湿剤、室内の湿度管理
熱の損傷(やけど)夏の散歩後の痛み、水ぶくれ、皮むけ即病院、冷たい水で冷やしてから移動
指間炎(湿疹)指の間の赤み、執ようななめ、におい受診(原因の治療)、なめの遮断
外傷出血、異物が刺さる、急なびっこ止血して病院、深ければ異物を抜かない

冬の乾燥ケア、こうしてください

冬の散歩は、肉球にとって三重苦です。冷たく乾いた空気、荒れた地面、そして融雪剤。ケアの順序は、散歩の後にぬるま湯で足をすすいで融雪剤を洗い、指の間まで水気をよく乾かしてから、ペット用の肉球バームを薄く塗ってあげることです。塗ってすぐなめてしまう子が多いので、塗った直後におやつやノーズワークで数分注意をそらすのがコツです。うちのグルム(「雲」という意味の名前です)は真冬になると肉球がやけにかさつくので、夜の散歩の後のバーム塗りが冬のルーティンになりました。室内の湿度を40~60%に保つのも、地味に効果が大きいです。

なめる足は、別の問題です

ひび割れと一緒によくくくられる悩みが「足なめ」ですが、執ように一か所をなめるなら、乾燥より指間炎やアレルギーの側を疑うべきです。なめること自体がだ液で湿った環境を作って炎症を育てる悪循環になり、だ液の着色で足が茶色くなります。この場合、保湿剤は答えではなく、原因(アレルギー、細菌、カビ)の治療が必要です。指の間を広げて赤みとにおいを確認してみて、当てはまるなら受診に直行してください。エリザベスカラーや靴は、治療の補助として病院と相談して使えば大丈夫です。

肉球も、前後の写真が語ってくれます

肉球のひび割れが良くなっているかは、数日単位で比べてこそ見えます。肉球を同じ角度で撮ってクンクンに上げておけば投稿に日付が残るので、保湿を始めた日と1週間後を並べて見られます。受診が必要か判断する根拠にもなります。

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夏のアスファルト、予防がすべてです

夏の肉球のやけどは、治療より予防が圧倒的に楽です。真昼のアスファルトは卵が焼ける温度まで上がるので、手の甲を5秒当ててみて熱ければ散歩不可、が基本ルールです。早朝か日が沈んだ後に時間を移して、日陰と土の道を中心に歩くだけで、ほとんど予防できます。すでに散歩の後に足を痛がったり、肉球が赤くて水ぶくれが見えるなら、冷たい水で熱を冷ましながらすぐ病院へ行ってください。皮のむけた肉球に自己判断で軟こうを塗るのは、なめて食べる問題まで重なるのでおすすめしません。

肉球ケアの仕上げ、周りの毛と爪

肉球の間から伸びる毛が長いと、フローリングで滑って関節に負担をかけ、冬は雪の玉と融雪剤が絡み付く場所になります。トリミングのとき、足裏の毛の整理を一緒にお願いしてください。爪もセットです。爪が長いと指が開いたまま歩くことになって、肉球の負担が大きくなります。床に当たってカチカチ鳴ったら、切るときが来たということです。保湿、毛、爪。この3つが、足のケアの基本3点セットです。

よくある質問

ワセリンや人のハンドクリームを塗ってもいいですか?
おすすめしません。犬は塗ったものをなめて食べるので、食べても大丈夫な成分かが関門なのですが、人の製品は香料と添加物がその基準を通りません。ペット用の肉球バームは、なめることを前提に作られています。専用の製品を使ってください。
犬用の靴を履かせるのはどうですか?
夏の熱い地面、冬の融雪剤の区間、足のけがの回復期のように、目的があるときの良い道具です。ただし肉球は地面の感覚と体温調節を担当する器官なので、常時の着用より、必要な区間用に使うのが良いです。最初は室内でおやつと一緒に短く慣らす過程が必要です。
散歩の後、足は毎回洗うべきですか?
毎回の石けん洗いは、かえって乾燥を呼びます。普段はウェットタオルやぬれタオルでふいてよく乾かす程度で十分で、泥水や融雪剤の区間を歩いた日だけ水ですすいでください。どのやり方でも、指の間まで乾かすのが核心です。湿気が残ると指間炎の温床になります。
肉球が硬く固まっていきます。年のせいでしょうか?
シニア犬は肉球の角質が厚くなって乾燥する傾向があります。保湿のケアで快適さを補ってあげられます。ただし、やけに一部だけ厚く盛り上がったり、割れて血が出るケース、鼻と肉球が同時にひどく固まるケースは、角化の異常や別の疾患かもしれないので、受診で確認してみてください。
肉球の保湿剤は、どれくらいの頻度で塗りますか?
乾燥する季節は1日1回、散歩の後に足を洗って乾かしてから塗るのが基本です。塗った後、なめないように5分ほど遊んであげるか、おやつで注意をそらしてください。肉球が正常に戻ったら、週2~3回に減らしても大丈夫です。人用のクリームやワセリンはなめたとき問題になり得るので、ペット用を使ってください。

この記事は一般的な情報提供のための参考資料であり、専門的な診断と治療に代わるものではありません。愛犬の症状と治療は、必ず獣医師にご相談ください。