散歩道で会うダックスフンドのソーセージは、胴体がうちのグルム(「雲」という意味の名前です)の2倍なのに、脚は半分です。その体でグルムを追いかけ回していたのに、ある日、後ろ足を引きずって現れました。椎間板ヘルニアでした。幸い手術なしで回復しましたが、ソーセージの飼い主さんはそれから、家の中のソファを全部片付けたそうです。ダックスフンドの話は、腰の話から始める必要があります。
ダックスフンドは勇敢で頑固で好奇心の多い猟犬です。アナグマの巣穴に入っていた犬なので、掘ることと吠えの本能があって、トレーニングには忍耐が必要です。そして長い腰のせいで椎間板ヘルニアのリスクが他の犬種の10倍以上なので、体重の管理とジャンプの禁止、階段の回避が一生の原則です。
ダックスフンドは、ドイツでアナグマの巣穴に入って狩りをしていた犬です。短い脚と長い体は巣穴に合わせて作られたもので、巣穴の中でアナグマと戦っていた犬なので、体の割に怖いもの知らずで頑固さが強いです。においを追う本能が強くて、散歩中に鼻を地面に付けて回り、掘ることと物を埋めるのが好きです。飼い主さんには愛情が深くていたずら好きですが、見知らぬ人には警戒して吠える側です。
| 項目 | ダックスフンド | 備考 |
|---|---|---|
| 大きさ | ミニチュア4~5kg、スタンダード7~14kg | 日本もミニチュアが大部分 |
| 性格 | 勇敢、頑固、好奇心、いたずら好き | 猟犬の気質 |
| 吠え | 多い側 | 声が体より大きい |
| トレーニング | 難しい側 | 頑固さと独立性 |
| 活動量 | 普通 | 1日2回30分、ジャンプは禁止 |
| 毛 | スムース、ロング、ワイヤーの3種類 | スムースがよくいる |
| 寿命 | 12~16年 | |
| よくある疾患 | 椎間板ヘルニア、肥満、歯の問題、膝蓋骨 |
ダックスフンドは軟骨の形成の異常で脚が短くなった犬種なのですが、同じ理由で、背骨の間の椎間板が早く固まります。固まった椎間板は衝撃で破裂しやすく、破裂すると脊髄を押して、後ろ足のまひが来ます。ダックスフンドの4匹に1匹が、一生に一度は椎間板ヘルニアを経験すると知られています。発症の時期は3~7歳がいちばん多いです。
これはソーセージの飼い主さんに教わったのですが、予防の8割が体重なんですよね。長い腰に脂肪が付くと背骨が垂れて、椎間板の圧力が上がります。肋骨が触れる体形を一生保つのが、どんなサプリより確実な予防です。
ダックスフンドの腰のケアは、ジャンプを防いで散歩を増やす2つに要約されます。クンクンにお散歩を残すと距離と時間が日付別に積もって、1日30分ずつ2回をそろえたか毎日確認できます。足あとスタンプのリストが、そのまま腰の保険です。
散歩の記録を始める →背中を丸めて歩く、抱き上げると悲鳴を上げる、階段を避ける、後ろ足を引きずって歩くのがサインです。ソーセージは、ある朝ソファに上がろうとしなかったそうです。こういう日は、すぐ病院です。1、2日様子を見ていてまひが来ると、回復の確率が大きく落ちます。
軽ければ、薬と4~6週間の絶対安静(ケージレスト)で回復します。まひが進むと手術が必要で、費用は20万~50万円台です。リハビリの治療が一緒に必要なケースも多いですし。
一度経験した子は、また経験する確率が高いです。回復の後もジャンプの禁止と体重の管理は一生です。ソーセージの家は、ソファを低い物に替えて、家中にステップとマットを敷きました。
ダックスフンドは、その長い体がかわいさのすべてでありながら、同時に弱点です。その弱点を知って家の中を変えてあげれば、15年を健康に生きます。ソーセージは今、ステップでソファに上がって、グルムを見下ろしています。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。