うちのグルム(「雲」という意味の名前です)が子犬のころ、しっぽを追って回るのを見て、家族中が笑いました。ところが笑い声が上がるたびに、グルムはもっと熱心に回るんですよね。後でトレーナーさんに「それ、関心引きとして固まる代表の行動ですよ」と言われて、どきっとしました。かわいい行動と心配する行動の境界を整理します。
しっぽ追いは子犬の遊び、関心引き、肛門腺や皮膚の問題、強迫の行動のどれかです。生後1年未満がたまに数周回って止まるなら遊びで、笑ってあげたり話しかけるときだけ回るなら関心引きです。しっぽを噛んで毛が抜けたり血が出るなら体の問題で、1日に何度も長く回って呼んでも止まらないなら強迫です。強迫は、固まる前に病院とトレーナーの相談が必要です。
子犬にとってしっぽは、自分の体の一部だとまだ知らない「動く物体」です。だから追うのが自然です。問題はその次です。回るたびに人が笑ってカメラを向けると「回れば関心が来る」を学んで、退屈なときエネルギーを発散する方法がないと、回ることで発散し始めます。ここに特定の犬種の性向が重なると、強迫として固まります。ブルテリア、ジャーマンシェパードが代表的で、しっぽ追いの強迫がよく知られています。
| 原因 | 様子 | 見分けのサイン | 対処 |
|---|---|---|---|
| 子犬の遊び | たまに数周、すぐ別の遊びへ | 1歳未満、呼ぶと止まる | そのままに |
| 関心引き | 人が見るときだけ、笑うともっと | ひとりのときはやらない | 反応せず無視 |
| エネルギーの余り | 夕方、散歩できなかった日 | 他の問題行動と一緒に | 散歩と遊びを増やす |
| 肛門腺、皮膚、ノミ | しっぽの根元を噛む、お尻ずり | 毛の抜け、赤み、におい | 病院 |
| 強迫 | 毎日何度も、長く、うつろな目 | 呼んでも止まらない、傷ができても続く | 病院とトレーナー |
3つを見てください。第一に、止めさせられるか。名前を呼んだりおもちゃを投げたときすぐ止まれば遊び、回り続けるなら強迫の側です。第二に、頻度と時間。1日1、2回数周は遊び、1日に何度も数分ずつなら問題です。第三に、目。遊びの最中は目が輝いて口が開いているのに、強迫の最中は目がうつろで焦点がありません。ここに、しっぽを噛んで傷ができても止まらないなら、もう強迫として固まっています。
これは飼いながら学んだのですが、グルムが関心引きで回るのを断った方法は、とても単純でした。回り始めたら、家族全員が背を向けて別の部屋へ行きました。1週間ほどたつと、回っても何も起きないと分かって、やめたんですよね。
何周回るのか、目がどうか、呼ぶと止まるのかは、言葉より動画に全部あります。回る瞬間を笑いなしで静かに撮ってクンクンに上げておけば投稿に日付が残って、トレーナーや獣医師が遊びか強迫かすぐ判断できます。増えているのか減っているのかも、日付で見えます。
うちの子の動画を残す →止める必要はありませんが、ごほうびもあげないでください。静かに見守って、止まったらそのときおもちゃをあげてください。「止まれば良いこと」を学ばせるのです。6か月を過ぎても毎日回るなら、関心引きへ移っていないか見てみてください。
お客さんの笑いが、いちばん強いごほうびです。お客さんに「回ったら見ないことにしてください」と前もってお願いして、お客さんが来る前に散歩で興奮を下げておいてください。お客さんが来て落ち着いて座っていたらおやつをあげるのを繰り返すと、回る代わりに座るようになります。
年を取った子が、前になくくるくる回るなら、遊びではありません。認知機能の低下、前庭の疾患、痛みのどれかの可能性が高いです。特に一方向にだけ回りながらふらつくなら、当日病院へ行ってください。
しっぽを追う犬はかわいいです。そのかわいさが問題になるのは、私たちが笑ってあげるときだけです。笑いをちょっと我慢して、そのエネルギーを散歩と遊びへ回してあげれば、あの子はしっぽの代わりにボールを追うようになります。そのほうが、ずっと長くかわいいです。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。