私の個人のSNSに、うちのグルム(「雲」という意味の名前です)の写真ばかり上げていたころ、友人が遠慮がちに言いました。最近、君の顔より犬の顔を多く見ると。あの日グルムのアカウントを別に作ったのですが、結果的に、私のやったことの中で指折りの正解になりました。なぜなのか整理してみますね。
理由は4つです。日付順に積もる成長の記録、同じ境遇の飼い主さんたちとの交流、個人のアカウントとの分離、そしてあの子の視点の楽しみです。犬の写真が負担な知人の代わりに、犬がうれしい人たちだけ集まる空間ができて、上げた投稿はそのまま、うちの子のアルバムになります。
第一に、記録が積もります。スマホのアルバムでは、スクリーンショットとレシートの間にあの子の写真が埋もれますが、アカウントにはあの子だけ残ります。上げるだけで、日付順の成長のアルバムになるわけですね。第二に、交流ができます。同じ犬種、同じご近所、同じ悩みを持つ飼い主さんたちとは、初めて会っても話すことが多いです。第三に、分離されます。知人の目を気にせず、1日3枚ずつ上げてもいい空間ができます。第四に、意外な楽しみなのですが、あの子の視点で文を書いていると、あの子をより詳しく見るようになります。今日この子が何をやったのか、観察するようになりますから。
一般のSNSに犬のアカウントを作ることもできて、犬専用のSNSを使うこともできます。性格が少し違います。
| 項目 | 一般のSNSの犬のアカウント | 犬専用のSNS |
|---|---|---|
| ご近所さん | 全国と全世界、人のアカウントと混ざる | 全部犬と飼い主、ご近所中心 |
| フィードの雰囲気 | 広告と流行のコンテンツが混ざり込む | わんちゃんの自慢とお散歩の便り中心 |
| 始める負担 | もう使っていたアプリで入りやすい | 新しいアプリの設置が必要だが、目を気にすることなし |
| オフラインのつながり | 遠くに住むご近所さんが多く、ネットの友だちに近い | 同じご近所なので、散歩道で実際に会うことも |
ここで正直に明かすと、私はグルムとの一日一日が惜しくて、クンクンという犬のSNSを作った者です。クンクンでは、写真と1分のショート動画を上げて、投稿ごとに日付が残って、コメントといいねで交流して、お散歩をすると距離と時間が日付別に積もります。ご近所フィードには、近くのわんちゃんたちの自慢とお散歩完了の便りが上がります。どちらを選んでも良いですが、ご近所のわんちゃんとつながる楽しみは、専用の側が確実に大きいです。
3つだけ決めて始めてください。ひとつ、語り口。あの子の視点(「ぼく、今日お風呂に入った」)なのか、飼い主さんの視点(「グルムをお風呂に入れました」)なのか決めると、文を書くのが楽になります。ふたつ、公開の範囲。家の玄関や表札、車のナンバーが背景に写らないようにだけ気を付ければ、大きく心配することはありません。みっつ、周期。毎日ではなく、週に1、2回でも十分です。アカウントは宿題ではなく、アルバムですから。
アカウントを作ってクンクンに写真1枚を上げると、隣の団地のわんちゃんが最初のいいねを押してくれることが起きます。その子が散歩友だちになったりもしますし。ご近所フィードでもらう最初のいいねの気分は、直接上げてみてこそ分かります。
ご近所のわんちゃんに自慢する →フォロワーの多い有名な犬のアカウントと比べ始めると、楽しさが消えます。うちのアカウントの最初の読者は、未来の私です。いいねの数と関係なく、1年後にこのフィードをめくって見る人は私だということを、覚えておいてください。
家が特定される背景、あの子の名前と一緒に写る家族の顔、リアルタイムの位置の分かる文は避けるのが良いです。散歩の写真は、行ってきた後に上げる習慣なら十分です。犬の名前とご近所くらいは、公開してもだいたい問題ありません。
写真を撮ろうと、嫌がるポーズを無理にさせたり、流行のコンテンツをまねるからとあの子を不快にさせたら、主客が入れ替わったのです。耳を後ろに倒してあくびをしたり視線を避けたら、「もう撮らないで」というサインです。アカウントより、あの子の気分が先です。
大げさに始める必要はありません。今日撮った写真1枚、ひと言で、アカウントひとつが回ります。そうして1年が過ぎれば、世界のどこにもない、うちの子の伝記が1冊できます。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。