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犬の初めての発情、時期とケア法
メスの飼い主さんが知るべきこと総まとめ

2026年4月5日

散歩友だちのチョコ(プードル、メス)の家から、ある日、真っ青になって電話が来ました。クッションに血が付いている、どこか具合が悪いみたいだと。初めての発情でした。オスのグルム(「雲」という意味の名前です)だけ飼っている私もあのとき一緒に勉強したのですが、前もって知っていたら驚かなかった内容がほとんどなんですよね。チョコの家と一緒に学んだことを整理します。

ひと目で分かる答え

初めての発情は普通生後6~12か月に始まって、1回に約3週間続きます。小型犬が早く、大型犬は18か月を超えることもあります。以後、年1~2回繰り返されます。出血と外陰部の腫れが代表のサインで、病気ではなく正常な性の成熟の過程です。この時期はオスとの接触を徹底的に防いで、出産の計画がなければ、避妊の時期を病院と相談するのがケアの核心です。

窓辺のクッションの上にうずくまってふせた茶色のプードルをやさしくなでる飼い主の手
具合が悪いのではありません。大人になる最中です。

初めての発情は、いつ、どんなサインで来る?

始まりの時期は、体の大きさに比例します。マルチーズやプードルのような小型犬は生後6~10か月、中型犬は8~12か月、大型犬は12~24か月まで遅れます。体重が成犬の3分の2ほどになったころ来る、と覚えると楽です。サインは、出血の前から現れます。外陰部が普段より膨らんで、その部位を頻繁になめて、おしっこを少しずつ頻繁にして、敏感になったり、逆にぐったりしたりもします。クッションや床に点々と付いた血で初めて知るケースが、いちばん多いです。

3週間、体はどう変わる?

段階期間体の変化ケアのポイント
発情前期約7~10日出血の開始、外陰部の腫れ、オスを押しのけるマナーウェアの着用、散歩の時間帯の調整
発情期約5~10日出血が薄くなる、オスを受け入れる時期妊娠の可能な期間、オスとの接触を根本から遮断
発情後期約2か月見た目は普段に戻る、ホルモンは維持想像妊娠の症状の観察
休止期数か月ホルモンの安定期避妊手術の適期

※血が薄くなる発情期が、むしろ妊娠の可能性のいちばん高い区間です。出血が減ったからと油断してはいけない理由です。

発情期の散歩と衛生は、どうケアする?

チョコは初めての発情のとき、やけに眠りが増えて、抱かれたがってばかりいたそうです。数日敏感だったりぐったりするのはよくあることなので、普段より少し静かに、やさしく過ごしてあげれば大丈夫です。

発情期の3週間、散歩は時間帯が戦略です

発情期には、散歩を早朝や夜遅くへ移す家が多いです。クンクンにお散歩を残すと日付と時間が残るので、日付別のリストをめくるだけでも、あの3週間をいつどう歩いたのかひと目で見えます。時期のあるケアには、日付が残ることが力になります。

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初めての発情の後に、考えてみること

避妊、いつが良い?

出産の計画がなければ、避妊が子宮蓄膿症と乳腺腫瘍のリスクを大きく減らしてくれます。初めての発情の前の手術が乳腺腫瘍の予防の効果がいちばん大きいという報告が多いですが、成長や犬種によって判断が変わり得ます。発情中は出血のリスクで手術を避けるので、発情が終わって2~3か月後の休止期に、病院と時期を決めるのが一般的です。

想像妊娠を知っておいてください

発情の1、2か月後に、妊娠もしていないのに乳が張って、ぬいぐるみを抱えて、ごはんを拒否するケースがあります。ホルモンの作る想像妊娠です。ほとんど2~3週間で自然に過ぎますが、乳腺が熱くて痛がるなら、診療が必要です。

記録しておくと楽です

初めての発情の開始日を、どこかに残しておいてください。次の発情はだいたい6~10か月後に来るのですが、子ごとに周期は一定の側なので、一度経験すれば次を準備できます。旅行やトリミングの予約を取るときも重宝しますし。

初めての発情は、飼い主さんがあの子より驚くことです。でも経験してみると、大したことではなかったと分かります。準備物はマナーウェア数枚と少しの余裕、それで十分です。

よくある質問

発情の出血は、量はどれくらいですか?
思ったより少ないです。小型犬は点々と数滴のレベルで、発情が来たとも知らずに過ぎるケースがあります。あの子が自分でなめて整えるからでもあります。ただ、出血が3週間を大きく超えたり、量が急に増えたら疾患かもしれないので、診てもらってください。
発情中に、お風呂に入れてもいいですか?
可能です。ただ、免疫が普段より敏感な時期なので、体温が落ちないよう手早く洗って、完全に乾かしてください。プールや川の水遊びは感染のリスクがあるので、発情の期間は避けるのが良いです。
避妊をしないと、発情を一生やりますか?
はい、犬は人と違って閉経がなく、シニアになっても発情が繰り返されます。年を取るほど子宮蓄膿症のリスクが大きくなる理由でもあります。出産の計画がなければ、どこかの時点で避妊を真剣に考えるのが、健康には有利です。
発情期なのに、オスの犬と一緒に住んでいます。どうしますか?
同じ家なら、3週間の完全な分離が原則です。ドア1枚では足りず、フロアや柵で確実に分けるべきです。オスが去勢されていても、手術後の1、2か月は妊娠させ得るので、油断してはだめです。分離が不可能な環境なら、この機会に避妊を相談してください。
初めての発情が、2歳になっても来ません。問題ですか?
大型犬は18~24か月まで遅れるケースが正常の範囲です。でも小型犬が18か月を超えても発情がないなら、ホルモンや卵巣の問題かもしれないので、検診を受けてみるのが良いです。無発情も診療の対象、ということだけ覚えておいてください。

この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。