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小型犬vs中大型犬、うちにはどっちが合う?
住まいと体力と費用の基準

2026年7月11日

うちのグルム(「雲」という意味の名前です)は6kg、散歩友だちのムギは30kgです。2匹を一緒に散歩させてみたことがあります。ムギのリードを持って5分で腕がしびれて、グルムはムギの1歩に3歩駆けました。大きさは好みではなく、生活の条件なんですよね。うちに合う大きさを選ぶ基準を整理します。

ひと目で分かる答え

大きさの選択の基準は住まいの空間、飼い主さんの体力、受け止められる費用の3つです。マンションとひとり暮らし、高齢の方、移動が多いなら小型犬が、庭や広い家、活動的な家族、幼い子どもがいるなら中大型犬が合う傾向があります。ただし小型犬が手がかからないわけではなく、大型犬が気が荒いわけでもありません。

公園のベンチの前に並んで座った小さな白いマルチーズと大きなゴールデンレトリバー
どちらも良い犬です。問題はうちなのです。

小型犬と中大型犬は、何が違う?

同じ犬でも、5kgと30kgは暮らし方が違います。フードの袋の大きさから病院代、車への乗せ方、ご近所の見る目まで。項目別に並べて見ると、うちがどちら側に近いのか見えます。

項目小型犬(10kg以下)中大型犬(15kg以上)
住まいワンルーム、マンションで無難広い家や庭が有利、マンションも可能だがご近所への配慮が必要
飼い主の体力誰でもリードを持てる引っ張られると大人も引きずられる、リードのトレーニングが必須
散歩量1日2回20~30分1日1時間以上
月の費用2万~4万円3万5,000~6万円
病院代基準薬と麻酔の量に比例、1.5~2倍
幼い子ども子どもがけがをさせるリスク我慢強い犬種はよく合う
移動、旅行バッグ、公共交通が可能車が必須、宿の制限が多い
寿命12~16年8~13年
よくある疾患膝蓋骨、気管虚脱、歯股関節、胃拡張(胃捻転)、関節炎

大きさへの、よくある誤解は?

これは飼いながら学んだのですが、小型犬を選びながら「楽だから」と言うと、ほとんど後悔するんですよね。小さい犬は大きい犬より楽なのではなく、別の方式で手がかかります。

うちには、どっちが合う?

3つだけ聞いてみてください。第一に、30kgの犬がリードを引っ張ったとき、踏ん張れる人が家にいるか。第二に、1日1時間の散歩を毎日出せるか。第三に、月5万円の支出と、手術のときの30万円が受け止められるか。3つとも「はい」なら中大型犬も可能で、ひとつでも「いいえ」なら小型犬が合います。そして小型犬でも、散歩2回とトレーニングは同じに必要だということを忘れないでください。

大きさが違えば、散歩も違います

大型犬は1日1時間、小型犬は30分ずつ2回のように、大きさによって散歩の基準が違います。クンクンにお散歩を残すと距離と時間が日付別に積もって、うちの子の大きさに合う基準を満たしているのか毎日確認できます。足りない日に気づくのが、ケアの始まりです。

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大きさを決めた後にやること

中大型犬を選んだなら

リードのトレーニングを生後4か月から始めて、滑らない床と大きなクッションを準備してください。車がないと病院と旅行が大変なので、移動の手段をあらかじめ考えて、マンションならエレベーターのマナー(座って待つ)を教えてください。

小型犬を選んだなら

小さいからと抱いてばかりにせず、地面で歩かせてください。トリミング代を1年分で計算して、膝蓋骨のために滑り止めマットとソファのステップを置いてください。吠えの教育を幼いころにやると、マンションの生活が楽になります。

中型犬という選択肢

10~20kgの中型犬は、2つの世界の中間です。柴、コーギー、ビーグル、コッカースパニエル。マンションで可能でありながら、大型犬の頼もしさもあります。ただしこの犬種たちは性格がはっきりしているので、犬種別の特性を必ず確認してください。

大きさの悩みの終わりは、結局「うちがどんな家か」です。グルムが6kgなのは私がワンルームで始めたからで、ムギが30kgなのは、ムギの家が庭のある家だからです。犬が家に合わせたのではなく、家に合う犬を選んだのです。

よくある質問

小型犬の中でも、体力の良い犬種はありますか?
ジャックラッセルテリア、ミニピン、パピヨンは小型ですが、活動量が中型犬レベルです。逆にシーズー、ペキニーズ、キャバリアは小型で活動量も低いです。大きさと活動量がいつも比例するわけではないので、犬種別に確認してください。
大型犬は、子どもに危険ではないですか?
むしろゴールデンやラブラドールのように我慢強い大型犬が、子どもとよく過ごします。小型犬は子どもの失敗でけがをし得るので、怖がって噛むケースがあります。どの大きさでも、子どもと犬を2人きりにしないのが原則です。
高齢の方には、どの大きさが合いますか?
リードを引っ張られたとき転ぶリスクのない小型犬が安全です。ただし抱き上げるのがつらい腰の状態なら、とても小さい犬種はむしろ不便かもしれません。キャバリア、シーズー、マルチーズのように温和で活動量の低い小型犬が無難です。
中大型犬は、マンションのご近所の苦情が多いですか?
吠えは犬種の問題なので、大きさと無関係です。むしろ小型犬の吠えの苦情のほうが多いです。ただしエレベーターで怖がるご近所の方がいるかもしれないので、座って待つ、隅に立つのようなマナーを教えれば、ほとんど問題ありません。
小型犬と大型犬を、一緒に飼ってもいいですか?
可能ですが、遊びの中の事故に注意が必要です。大型犬がふざけて跳ねただけで、小型犬はけがをし得ます。幼いころから一緒に育ったケースが安全で、成犬同士を合流させるときはゆっくり紹介してください。フードとおやつも別々に管理するべきです。

この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。