上の階のポメのクルミは、廊下で会うと、うちのグルム(「雲」という意味の名前です)に先に吠えます。体はグルムの半分なのに、勢いは2倍です。それなのにクルミの飼い主さんの腕に抱かれると、世界一おとなしい顔になります。ポメは、その2つの顔がどちらも本物です。クルミの飼い主さんに聞いた話と一緒に整理します。
ポメラニアンは活発で自信にあふれ、表現が豊かな超小型犬です。飼い主さんには甘えん坊ですが、警戒心が強くて吠えが多い側なので、幼いころの教育が必須です。厚いダブルコートは毎日のブラッシングと換毛期のケアが必要で、夏に短く刈ると毛が戻らないことがあります。気管虚脱と膝蓋骨脱臼がよくあります。
ポメはもともと、そり犬のスピッツ系を小さく改良した犬種です。だから体は小さくなりましたが、性格は大きい犬のままです。好奇心が多く活発で、見知らぬ人や犬に引き下がりません。飼い主さんには愛きょうがあふれて、表情としぐさで感情を全部出します。ただ警戒心が強くて、チャイム、足音、窓の外の動きに吠える傾向があるので、マンションでは教育が重要です。
| 項目 | ポメラニアン | 備考 |
|---|---|---|
| 大きさ | 体高18~22cm、体重2~3.5kg | 超小型 |
| 性格 | 活発、自信、表現が豊か | 怖いもの知らずの側 |
| 吠え | 多い側 | 警戒心から来る、教育が必須 |
| トレーニング | 普通 | 賢いが頑固さあり |
| 活動量 | 普通 | 1日2回20~30分 |
| 毛 | ダブルコート、抜けが多い | 毎日のブラッシング、換毛期に大量 |
| 寿命 | 12~16年 | |
| よくある疾患 | 気管虚脱、膝蓋骨脱臼、脱毛症、歯の問題 |
これはクルミの飼い主さんに教わったのですが、ポメの吠えは恐怖ではなく、警戒の本能に近いんですよね。自分の領域に何かが入ってきたら知らせなければ、という使命感のようなもの。だから、マルチーズの「怖くて吠える」とは違う近づき方が必要です。チャイムの音を小さく流しながらおやつをあげる鈍感化のトレーニング、窓の外の視界をふさぐ環境の調整、そして吠えが止まった瞬間にだけほめる原則が効果があります。クルミは半年のトレーニングで、チャイムの吠えが3回から1回に減りました。
ダブルコートのケアは目に見えなくて、疲れやすいです。春ごとにブラッシングで出た毛の固まりと、ほっそりした姿を一緒に撮ってクンクンに上げておけば投稿に日付が残るので、毎年換毛期がいつ始まるのかも見えます。前後の写真があると、誇らしさが残ります。
今日の様子を写真に残す →興奮したりリードを引っ張るとき、ガチョウの声のようなせきをしたら、気管虚脱のサインです。ポメにとてもよくあります。ハーネスを使って、体重を管理して、興奮を減らすのが予防です。ひどければ、薬や手術が必要です。
超小型犬共通ですが、ポメもよくあります。滑る床にマットを敷いて、ソファから飛び降りないようにステップを置いて、足裏の毛を整理してください。
ポメは抱かれて回るのが好きですが、そうすると社会化ができず、吠えが増えます。地面で歩いて他のわんちゃんとあいさつさせてこそ、自信が吠えではなく余裕として出ます。
ポメは、小さな体に大きな性格の入った犬種です。その性格を吠えで浪費しないように幼いころ方向を決めてあげれば、世界一表情の豊かな家庭犬になります。クルミは最近、グルムを見ると吠える代わりにしっぽを振ります。半年かかりましたけれど。
この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。