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フードを替えるときは7日かけて、
移行の比率表で整理しました

2026年7月20日

新しいフードを買ってきた日、すぐ乗り換えたい気持ち、分かります。でもフードの切り替えに限っては、せっかちさが最大の敵です。どんなに良いフードでも1日で替えたら、おなかを壊して第一印象を台なしにします。失敗しない7日間の移行法、表ひとつで整理してお届けします。

ひと目で分かる答え

標準は7日かけた段階的な混合です。1~2日目は新しいフード25%、3~4日目50%、5~6日目75%、7日目100%。各段階でうんちがゆるければ進みを止めて、その比率に数日長くとどまることがルールです。おなかが敏感な子とシニア犬は10~14日に延ばして組めば、失敗はほとんどありません。

今までのフードと新しいフードを混ぜて盛る様子

7日間の移行比率表

日数今までのフード新しいフードチェック
1~2日75%25%食いつき、うんちの状態
3~4日50%50%うんちがゆるければここで待機
5~6日25%75%ガス、嘔吐の有無
7日~0%100%2週間後に総合評価

比率の精密さより、方向が重要です。だいたい4分の1ずつ増やしていく感覚で混ぜれば大丈夫。私もうちのグルム(「雲」という意味の名前です)のフードを替えたときこの表どおり進めたのですが、半々の段階でうんちが少しゆるくなって、2日長くとどまりました。結果的に9日かかりましたが、下痢一度なく乗り切れました。日程表は、あの子のおなかが決めるものです。

なぜゆっくり進むべきなのか

犬の腸には、今までのフードに合わせられた消化酵素と腸内細菌の構成が根付いています。フードが急に変わると、この体系が新しい組成に適応する時間がなくて、下痢とガスで抗議するわけです。新しいフードが悪いのではなく、速度が問題なのです。実際、急な切り替えで下痢した子が、同じフードをゆっくり再導入すると平気なケースはよくあります。フードを評価するには、まず移行からきちんとやるべき理由です。

移行中に問題が起きたら

うんちがゆるい程度なら、進みを止めて現在の比率で2~3日維持、良くなればまた進めます。下痢がひどかったり、嘔吐、食欲低下が重なったら、移行を中断して今までのフードに戻して状態を回復させてください。回復後にもっと遅い速度で再挑戦しても同じ問題が繰り返されるなら、そのフードがあの子に合わないのかもしれません。未練を持たず、別の製品へ行けば大丈夫。小さい袋でテストする習慣が、こういうとき財布を守ってくれます。

移行の1週間、うんちの写真1枚で十分です

フードを替えている間、うんちの状態が唯一の判定基準です。ゆるかった日のうんちを写真でクンクンに上げておけば投稿に日付が残るので、どの比率で問題が起きたのかすぐ探せます。進みを止めるべき日が見えます。

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新フードの評価は、移行完了の2~4週間後に

100%になった日に評価を下すのは早いです。フードの本当の成績表は、数週間後に出ます。チェックリストはこうです。うんちの状態が安定して良いか、食いつきが維持されているか(最初の週の目新しさ効果ではなく)、皮膚と毛に変化があるか、体重が適正に維持されているか。この4つが2~4週間良ければ、定着成功です。逆に、よく食べるのにうんちがずっといまいちだったり、かゆみが増えたなら、数週間食べさせていても替えるのが正解です。フードは情ではなくデータで決めるものです。

移行の必要がないのに替えていませんか

最後にひとつだけ。フードの切り替え自体が腸には負担なので、理由のない頻繁な交換は避けるのが良いです。新製品が出たから、セールだから、みんなが良いと言うから替える「フード流浪の生活」は、敏感なおなかを作ります。替える名分がはっきりしているときだけ。年齢区分の変化、健康上の必要(体重、アレルギー、処方)、今までのフードの廃番や品質の問題。これくらいでなければ、よく食べてよく出している今のフードが、最高のフードです。

よくある質問

同じブランドの別ラインに替えるときも7日必要ですか?
同じブランドでも原料と組成が違えば、移行の過程を踏むのが安全です。ただし組成の似たライン間の変更なら、4~5日ほどの短い移行でも無難なケースが多いです。おなかが敏感な子なら、ブランドに関係なく標準の7日を守ってください。
今までのフードが急に廃番になって、混ぜるフードがありません。
こういうケースに備えて、フードがひとつかみでも残っているうちに新しいフードを準備するのが良いのですが、すでに切れているなら、消化の負担を減らして始めるしかありません。最初の数日は新しいフードを少量ずつこまめに分けてあげて、乳酸菌サプリの補助を獣医師と相談してみるのも手です。うんちの状態を普段よりこまめに見守ってください。
移行中に新しいフードだけ選んで食べたり、残したりします。
好みの差で片方だけより分ける子がいます。よく混ざるように軽くあえたり、ぬるま湯を少しかけて香りをなじませる方法が効きます。新しいフードだけ残すなら食いつきのサインなので比率の進みをゆっくりにして、最後まで拒否するなら別の製品のテストに切り替えるほうが良いです。
子犬用から成犬用フードに移る時期も同じ方法ですか?
方法は同じで、時期がポイントです。小型犬はだいたい10~12か月、大型犬は成長が長いので12~18か月ごろが一般的な切り替え時期です。犬種と成長の状態によって違うので、ワクチンや健診のときに獣医師にうちの子の切り替え時点を確認してもらって、7日間の移行法で進めれば大丈夫です。
移行中にうんちがゆるくなったら、元のフードに完全に戻るべきですか?
完全に戻る必要はありません。ゆるいうんちが出た比率で1日2日長くとどまるか、1段階前の比率に戻って数日維持してからまた上げてください。水のような下痢や嘔吐が一緒に来たら、そのときは新しいフードを中断して病院に問い合わせます。ほとんどは速度を落とすだけで解決します。

この記事は一般的な情報であり、獣医学的な診断に代わるものではありません。愛犬の状態は動物病院にご相談ください。